THE KEYS解散に寄せて

僕らと共にTokyo Acoustic Sessionを運営してきた、THE KEYSが解散しました。
前日パリから帰ってきたばかりの時差ボケの中、解散ライブを見て喪失感でいっぱいなのですが、記憶を辿って整理しておこうと思います。

初めてLIVEを見たのは2010年ごろだったかな。
曲と名前は以前から知っていてマイスペースで曲もチェックしていて、初めてライブを観たのがMARSで多分ディアドラの対バンだったと思うのだけど若いのに渋いなぁっていうのが印象。でも話すきっかけがなかったから、それで2010年にfrom England to MeというセッキーがやっていたイベントのLIVEがあって、その日に初めて撮影させてもらってそこで初めてLand of celebrationを聴いてすごく良い方向に転がって行った印象だった。

だんだんそこから何回も見るようになっていくのだけど、震災の後にゴイフェスっていうイベントが吉祥寺のwarpであった。
その時に綱ちゃんにドラムが変わっててバンドに足りなかった勢いとかキャッチーさがよく出来てきたのが印象的で。
そして2012年の初頭にTASを立ち上げることになって桜舞う4月に東京タワーの麓でMiss the Trainを撮影しました。
僕は勝手にあの曲がTASのテーマソングだと思ってるくらい印象に残っていて、そのあと浅草の路地でチンドン屋のようにHorsemanを撮影して、観光客だらけの中すごい度胸座ってるなと驚いた。
2013年には初めに、PARTY TALK~ツアーで大阪名古屋に。15人くらいで一つの部屋に雑魚寝して、出来ることならまた一緒に地方行きたかったよ。
TASのイベントに使う映像取る為に、仕事の後に集合して、立田の運転でぐるぐる首都高走ったこともあったね。
神戸に良いバンドがいると聴いて、マイスペースで視聴してたその人たちに、自分の結婚パーティーで歌ってもらうとは、縁とは不思議なものです。
ERAでのラストライブ、たぶんラストのリフレインを僕は死ぬまで歌い続けるとおもう。
特別な歌だから、もう生では聴けなくなってしまったから、歌い続けるしかないんだと思います。
今まで何と無くみんなそれぞれ音楽を続ける人もやめてしまう人もいるけど、本当にお疲れ様でした。

それぞれまた個人的なお付き合いを、よろしくお願いします。
僕に何か出来ることがあれば、いつでも連絡くださいね。

TASは続きます。

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