Music of 2020

5年ほど前にワードプレスへ慣れるためにテンプレをこねくり回して開設し、誰に見せるわけでもない雑感をただ綴っていた当ブログですが、
昨年まとまった時間を使って新婚旅行の記録旅の記録などを書いてました。

デザイナーたるもの何も語らず実績をゴリゴリポストしていくのが一番かっこいいのは知っているのですが、そもそもそんな天才じゃない。
結局「超絶文系リアリスト人間」の自分は、煮詰まるとインスタに長々と長文を書いてしまうので、どこかで定期的に頭の中身を解放していかないといけないのも再確認できた昨年でした。

以上を踏まえて、今年から立ち位置を変えてナレッジや旅行記などもジャンルレスに色々と書いていこうかと思います。
会社のblogで書けよっていう内容もあるかもしれませんが、会社のblogは他のアプローチをして行きたい。
なんでnoteじゃないの?って思う人もいるかもしれませんが、色々理由はありますが、要するに

人と同じデザインなんて嫌だ

これです。
課金コンテンツにするつもりもない。
読まれてるとか読まれてないとか収益とか関係なく、書きたい事は溜まっているので、ゴリゴリと書いていければと思います。
インスタの転載だったり、その逆もあるかもしれませんが、そこはご容赦してくださいませ。

まずは昨年2020年にお世話になった10枚を。
年間ベストというやつです。

  • 4 / TOKYO HEALTH CLUB
  • Everything Else Has Gone Wrong / Bombay Bicycle Club
  • New Abnormal / The Strokes
  • 狂(KLUE) / GEZAN
  • Figure / Into It. Over It.
  • Anyways / 環ROY
  • Lives By The Sea / Gotch
  • Between the Black and Gray / MONOEYES
  • The Avalanche / Owen
  • HARVEST / LOSTAGE
4 / TOKYO HEALTH CLUB

THCの4年ぶりの4枚目。緊急事態宣言発令の次期と被っていたので、嫌でもあの空気を思い出してしまいます。
世の中のムードに呼応してBandcampで先行公開したり、ボツになったトラックを別のアルバムとしてリリースしたり、フレキシブルな動きもさすが。
リピートで客演している塩塚モエカは、のちにASIAN-KUNFU GENERATIONや蓮沼フィルにフィーチャリングされたり、大ブレイクでしたね。
その辺りの先見の明もさすがといったところです。
ジャッケットをJAGDAの新賞展で見た時はとても感慨深かった。おめでとうございます。
はじまりの王将でまた集合

Everything Else Has Gone Wrong / Bombay Bicycle Club


活動休止期間を得て3年ぶりにリリースされたBBCの新作。
やっぱりメロディ、フレーズ、声、ビートどれを取っても好みすぎるのですごく良かった。
いつの日かまた見たいバンドの一つ。

New Abnormal / The Strokes


久々の新作は相変わらずのコンプ効きまくり、シンセ・打ち込み多め、でもジュリアンが歌うと全部STROKESになってしまうのはすごい。ミドルテンポの曲が多く、正直キラーチューンっぽいキャッチーな曲はないけどそれもこの時代を反映しているような気がする。

狂(KLUE) / GEZAN


プリミティブなビートと轟音ディストーションとハイトーンボイスが混ざり合う、GEZANの新譜。
特に「東京」は東京という街について嫌というほど考えたので何度聞いたかわからない。いつの日かライブハウスで見たいバンドナンバーワン。

Figure / Into It. Over It.


ジャケットワークがおしゃれなIInto It. Over Itの新作。
正しくエモを更新し続けるエヴァンの声は貴重。クラフト感のあるMVも素晴らしいですね。

Anyways / 環ROY


全曲の作詞作曲を自分で手がけたという意欲作。かなり散文的で実験的だった「なぎ」に比べ、子供の声をサンプリングするなどコロナ禍の日常をポジティブに反映している印象を受けました。同じ子供を持つ身としては、「おまえ守るだけ」というフレーズを繰り返す「Protect You」は呪文のように聞いてました。

Lives By The Sea / Gotch


Gotchの3枚目のソロアルバム。アジカンの音とは違い個人の趣味やリスナーとしての感度の高さがダイレクトに伝わるのがソロのいいところで、今回も同時代性を感じさせてくれる歌の数々が素晴らしく良かったです。

Between the Black and Gray / MONOEYES


ELLEが精力的な印象だった2019年もありましたが、MONOEYESでも日本語と英語がまざりあう変わらずのメロディセンスを聞かせてくれた。パンクロックは難しいことを考えずに歌えていいなと思う。
いつの日かライブハウスで。

The Avalanche / Owen

安定のowen様、マイク・キンセラの歌は常に美しくそこにある、そんな感情を抱かせる一枚。
遠景の固定カメラで撮られるMVのシリーズも継続されていていいですね。

HARVEST / LOSTAGE


これもコロナ禍に届けられた寄り添うような柔らかい歌の数々。
LOSTAGEといえば、のエッジーなディストーションギターはほとんどなく、アコギを中心にまとめ上げているので、歌の良さが際立っていたり若干の牧歌的な雰囲気も感じられたり、懐が深い。
百姓が育てた野菜を売るように音楽を売って暮らしていくことが出来るんじゃないかとblogで言っていたのでHARVESTと名付けられたのかな。
LOSTAGEの音楽はサブスクで聞けないけど、哲学があるのでそれが良いのです。
THROAT RECORDSには次奈良に行ったら必ずいく。

まとめ

コロナ禍の中でインナーに向いた曲が多かったように思います。
ライブハウスを救済するためのオンライン企画が次々に立ち上がり、それに参加するくらいしかできなかった。
ライブを見にいけたのもわずかに2回だけ。家にプロジェクター買おうかなと思うくらい。
今年こそは、野外でも着席でもいいので1つでも多く空間全体で空気の振動を感じたいものです。

一曲単位で良かったものは、↓のプレイリストに集約しています、よろしければ。
では。