20141123 DAY 3 – British Museum , Shoreditch –

3日目

今日も弱い雨が降る中1日が始まる。イギリスは本当に晴れない。
朝起きてTVをつけるとチェルシーの試合のダイジェストがやっていてオーウェンのゴールシーンが何度も流れていた。

ほぼほぼ昨日と同じメニューを食べ、歩いて大英博物館へ。


開館時間と同時に中に入ると、TVなどで見たことのある広く真っ白いエントランスにテンションが上がる。吹き抜けの天井の模様が美しく、入った瞬間室内と思えないほどの明るさに包まれるのもハッとするほど素晴らしかった。

 

 

膨大な数の工芸品や秘宝と対面する。「ロゼッタストーン」や、「ミイラ」「ルイスのチェス駒」など目玉となるものは抑えつつ、広い館内をくまなく見てみる。奥の方には日本のコーナーもあって、そこだけで一つの博物館ができそうなくらいの物量で、自国のものとは全く造形の違う鎧や浮世絵などを見た昔の人はそれをどう解釈したのだろうと思う。
こんなものが無料で見れる驚きに感謝しつつ、一階のロビーでコーヒーを飲み休憩する。

強そうな名前のセント・パンクラス駅まで歩き、明日朝に乗るユーロスターの乗車場所を確認した後、地下鉄で今一番ホットなエリアとされているショーディッチ方面へ。

エースホテルの中にある「hoi polloi」というレストランでステーキとパンケーキを美味しくいただき、洒落で頼んだコールドプレスジュースを苦虫を噛み潰したような顔で飲む。

店内はやはりエースホテルという感じでヒップな人たちが集まっている印象で、TOKYO BIKEとのコラボ自転車も置いてあった。

BOXPARKなど、周辺のお店を適当に散策しながら、僕も前回来た時も行った、ブリックレーン・ベーグルベイクへ向かう。
この日もやはり大人気で買うのには長蛇の列、写真を撮っていたら名物お母さんに怒られて、「写真撮ってたからあなたには売らない!」と言われて困惑していたら、「冗談よw」と切り返されてドギマギしながら平謝り。超絶美味しいソルトビーフベーグルを無事に買うことができた。

暗くなってきた中、URBAN OUTFITTERSやALL SAINTSなども覗きつつ、行きたかったレコードショップラフ・トレード・イーストへ。

 

ステッカーやフライヤーが貼られまくった雑多な店内の奥にはステージがあって、よくそこで店内でライブをしているのをYoutubeで見ていたのでやっと来れたという思いがこみ上げてきた。店内を色々と見た後に、2014年のAlbum of the yearとしてして紹介されていたTemplesの「Sun Structures」を買う。特典もつけておくぜと、ライブ音源のCDをおまけだよっと言ってガサガサっとラフに袋に入れてくれる仕草がいちいちかっこいい。

 

明日は早いので、早めに宿に戻りホテルに戻ろうとすると、最寄りのラッセルスクエア駅の2機しかないエレベーターが長蛇の列になっていた。
この駅はエスカレーターがなく地上に出るのはこのエレベータに乗るか階段しかない。仕方なく階段で上がってみたら、この駅が深すぎて螺旋階段の上がいつまでたっても見えない。結局途中で挫折してもう一度下まで戻ってエレベーターに乗る羽目に。
下へ戻る途中かなり大きいトランクを抱えた人がどうすればいいんだという感じで座り込んでいたけど、体力を極限まで削られていた自分には何もできず。古い街で暮らすのは風情があるけどこういう面ではリスクがあると思った出来事だった。
(後々調べたら約100年前に建てられた駅舎がそのまま使われているようで、階段の横には「この階段は175段。ビルだと15階相当、だから緊急時以外使うな」とまで書いてあった。タイムラプスも発見。)

そんなこんなでヘトヘトでホテルへ帰り、プレタマンジェで買った枝豆と軽食をつまみに、ホテルのバーでぬるい黒ビールを一杯だけを飲んで就寝。
明日はいよいよユーロスターでパリへ渡る。

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